世論と国会論戦・野党共闘で 戦争法案 廃案に追い込む 
NHK日曜討論

 19日のNHK日曜討論に出演し、与党が衆院で強行可決した戦争法案について、参院で徹底審議を尽くし、野党共闘を生かして廃案に追い詰めていく決意を語りました。

 私は、「政府・与党は国民の空前のたたかいに追い込まれて強行採決せざるを得なかったのが真相だ。参院では国会論戦と国民の世論を高めて、安倍政権を追い込んで、必ず廃案を勝ち取りたい」と強調。「国民の過半数が憲法違反だと感じている。法案の問題点を徹底的に追及する必要がある」と述べました。

 一部メディアが戦争法案「成立確実」などと報じていることについて、「法案は条約や予算案と違って自然成立はない。戦争法案を強行しようと思ったら、もう一度、参院で強行採決するか、衆院で再可決するしかない。そんなことは絶対にできないくらいの大きな国民のたたかいを盛り上げて、追い込んでいきたい」と訴えました。

 また、民主党の枝野幸男幹事長が、「野党間に安全保障政策の違いがあっても、安倍さんのやり方はだめだと一致して連携、協力している」と述べ、参院でも野党共闘を維持していく考えを示したことについて、「衆院では法案の強引な採決には反対という一致点で野党5党は最後までがんばった。参院でも(共闘が)続くようにがんばりたい。国民世論も後押しすると思います」と応じました。

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日本共産党参議院議員。香川県善通寺市出身。県立善通寺第一高校、鳥取大学農学部農業工学科卒業。市民生協職員、民主青年同盟北河内地区委員長・大阪府副委員長。95年大阪府選挙区から参議院議員初当選。13年参議院議員選挙で比例区に立候補3期目当選。14年1月より党書記局長。2016年4月より党副委員長に就任。2019年7月参議院議員4期目に。参議院環境委員会に所属。日本共産党副委員長・筆頭(2020年1月から)、党参議院議員団長。