私のめざす政治

 

●「痛み」より「ぬくもり」を
・予算の中心は、国民の命とくらしを支える社会保障に。これが世界の常識です。巨大開発のムダをなくし、増税なしに10兆円、年金、医療、介護にまわします。
・所得の低い人ほど負担が重くなる消費税の増税に反対します。
税制のもつ「所得再分配」の役割をつよめ、貧富の格差の拡大を抑えます。
・労働者と中小企業を使い捨てるいまの大企業のリストラは、日本の産業も経済もダメにします。ひとりひとりの労働時間を短くして、雇用を増やします。
・若者に安定した仕事を。フリーターの労働条件を改善し、正社員としての雇用継続をルール化します。医療・福祉、教育、災害対策など、社会が必要とする分野に若者の能力を活用します。
・女性、子ども、障害者、高齢者にやさしいまちは、すべての人にやさしいまち。住民参加でバリアフリー社会をすすめます。

●「戦争」より「憲法9条」を
・イラクに自衛隊を送れば、殺され殺すことになります。いまからでも中止すべきです。
・アメリカいいなり外交は世界から孤立する道です。アメリカとの軍事同盟(安保条約)ではなく、対等・平等の日米友好条約にきりかえます。
・憲法改悪に反対します。かつて2000万人のアジアの人々、310万人の日本人を犠牲にした反省から、「2度と戦争はしない」と世界に誓った憲法9条を守り、生かします。

●よりよい地域社会のために
・深刻な地域経済の活性化めざし、自治体、関係団体と知恵と力をあわせます。
・子どもをとりまく環境はこれでいいのか、地域での対話と共同をすすめます。

230円のおでん

 夜の演説会の前に腹ごしらえをと、西九条(大阪市・此花区)の駅のそばにある大衆食堂に入りました。
 注文した食事を待っていると、がらがらっと食堂の引き戸が開き、年配の女性が入ってきました。小柄で上品な顔立ち、やや腰の曲がった70歳半ばくらいの方でしょうか。

 ゆっくりした足取りで調理場に近づき、お店の人に「ごめん、おでんもって帰れる?」と声をかけます。
 給仕の女性が、奥で調理をしているお店のご主人と相談したうえで、何か食材が入っていたらしい少し大きめのプラスチック容器を手に、「こんな入れ物でよかったら、いいですよ」とこたえました。
 「入れ物はなんでもかまへんよ」と年配の女性。「おでん何入れましょ」と問われ、「たまごとじゃがいもちょうだい」。給仕の女性が「たまごとじゃがいもね。230円です」と復唱しながら調理場へのくぐり戸をくぐります。

 しばらくして調理場から出てきた給仕の女性は、袋に入れた容器を手渡しながらいいました。「ひらてんと竹の子も入れといたからね。お代は230円でええから」。
 一瞬、びっくりした様子の年配の女性。でもすぐに、受け取った袋をのぞきながら、「ひや~竹の子。うれしいわあ」と、とてもかわいらしい笑顔がこぼれました。
 「ありがとう」。頭を下げる年配の女性を、給仕の女性が入り口まで付き添い、引き戸を開けて「気いつけて」。

 わずか数分間でしたが、心温まるやり取りでした。
 年配の女性は、おそらく独りで年金でお暮らしの方でしょう。おでん2品の注文にその暮らしぶりがわかります。
 いま政治に必要なのは「痛み」ではなく「ぬくもり」。あらためて考えさせられました。