共謀罪の国会提出を許さず、国会で事実と異なる答弁をする稲田朋美防衛相をはじめ、暴走する安倍政権を打倒しようと14日夜、総がかり行動実行委員会と共謀罪NO!実行委員会が国会正門前集会を開きました。参加者は「戦前に戻りそうな法律は許せない」などと語り、「戦争法と一体の共謀罪は反対」とコールしました。
主催あいさつした弁護士の海渡(かいと)雄一さんは、世論調査で共謀罪反対が賛成を上回ったことを紹介。「私たちの運動が世論を動かしている。安倍政権と一緒に葬り去ろう」と呼びかけました。
民進党の逢坂(おおさか)誠二衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員がスピーチ。
日本共産党からは私が連帯のスピーチをさせていただきました。「世論の多数は、共謀罪に反対。政府の言う『テロ対策』は口実です。本当の狙いは共謀罪。居酒屋で同僚と交わした職場の上司への悪口や、反原発のデモも取り締まりの対象になります。また、ATMでお金をおろしたり、ご近所の庭のお花が綺麗で見ていているだけでも犯罪準備にされてしまう。人間の内心に手を突っ込んでくる共謀罪に断固反対して廃案にしよう」と訴えました。
この集会には、日本共産党から仁比そうへい、山添拓両参院議員も参加しました。