19日放送のBSフジ「プライムニュース」に出演し、総選挙最終盤の情勢について「市民と野党の共闘を分断させようというもくろみが破たんした」と指摘し、共闘の大義を掲げてきた日本共産党の比例での躍進を訴えました。
マスコミ各社の「自公多数」という情勢調査について、「安倍内閣支持率は下がり、不支持の方が多くなっている。自公が強いわけではない」と指摘。「市民と野党の共闘で小選挙区での統一候補の勝利、比例での日本共産党の躍進で自公に痛打を与えたい」と主張しました。
「野党乱立」とされる状況について、「希望の党ができて、野党共闘が破壊されたのが本質だ」と指摘。「(共闘が)壊されたけれど、市民の皆さんが声を上げ続けて(共闘の立場に立つ)立憲民主党ができた。さらに野党共闘を再構築しようと共産党は候補者を取り下げ、全国249の小選挙区で一本化ができたんです。『自公と補完勢力』対『市民と共産・立憲民主・社民の共闘』で自公を少数に追い込む」と強調しました。
希望の党の失速と総選挙後の「野党再編」については、「(民進党議員が希望の党に入るにあたり)踏み絵を踏ませて、安保法制廃止、安倍9条改憲反対の旗印を投げ捨てさせようというもくろみが破たんした中で(失速が)起こっている」と指摘。旗印を掲げ、市民と野党の共闘に合流するなら「私たちは大歓迎です」と表明しました。
そのためにも、比例代表で日本共産党を伸ばしてほしい。野党と市民の共闘の大義を掲げて、誠実に頑張ってきた党の大躍進をと力を込めました。