「市民連合」発足 真剣な協議としっかりとした合意へ全力 
国会内で記者会見

photo 21日、国会内で会見しました。そこで、諸団体有志が前日、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」を発足させたことについて問われました。

 大歓迎です。野党間で選挙協力のための真剣な協議としっかりとした合意ができるよう全力を尽くしたいと思います。

 「市民連合」は理念として、立憲主義、民主主義、平和主義の擁護と再生は、誰もが自由で尊厳あるくらしをおくるための前提となるものです。方針は、(1)安全保障関連法の廃止(2)立憲主義の回復(集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を含む)(3)個人の尊厳を擁護する政治の実現―の3点を掲げ、「参議院選挙における1人区(32選挙区)すべてにおいて、野党が協議・調整によって候補者を1人に絞り込むことを要請する」と表明しています。

 これは私たちの「国民連合政府」の提案の内容とも重なるものであり、大歓迎したいと思います。

 また、自民党の茂木敏充選対委員長が21日の講演で、野党による統一候補擁立の動きを「究極の談合だ」と述べたことについても問われました。これには、自公から談合といわれる筋合いはないときっぱりと反論。「国民連合政府」の提案しかり、「市民連合」の理念・方針しかり、立憲主義の回復はあれこれの政策課題とは次元の違うもので、日本の国の根本にかかわることであり、これ以上の大義はない共同です。

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日本共産党参議院議員。香川県善通寺市出身。県立善通寺第一高校、鳥取大学農学部農業工学科卒業。市民生協職員、民主青年同盟北河内地区委員長・大阪府副委員長。95年大阪府選挙区から参議院議員初当選。13年参議院議員選挙で比例区に立候補3期目当選。14年1月より党書記局長。2016年4月より党副委員長に就任。2019年7月参議院議員4期目に。参議院環境委員会に所属。日本共産党副委員長・筆頭(2020年1月から)、党参議院議員団長。