25日、国会内で記者会見し、前日投開票された沖縄県宜野湾市長選挙の結果について述べました。
残念な結果です。相手陣営は、辺野古「移設」に一言も触れませんでした。出口調査では辺野古「移設」反対が56%、賛成33%となっており、したがって、辺野古「移設」賛成の民意が示されたとはいえません。
ひきつづき辺野古新基地建設反対のたたかいと連帯して、「6月の県議選挙、7月の参院選挙で『オール沖縄』勢力の勝利をめざしたいと思います。
また今後の野党間の共闘への影響についても、(地方選では)それぞれの地域の重要なテーマにかかわって一点共闘を強め、立場を超えた共同が大きく発展しました。宜野湾市長選でも保守層のみなさん、経済界のみなさんとの共同が発展した。(選挙の)結果いかんにかかわらず、共同が発展してきているのは財産であり、必ず、今後に生きるものだと思います。
野党共闘 努力続ける
賛成世論多数「心強い」
また会見で、「産経」とFNN(フジニュースネットワーク)の最新世論調査で、夏の参院選における野党統一候補擁立の動きについて、賛成が49%、反対は37・2%となったことについて問われました。私からは「心強く思っています。野党への期待であり、ぜひ応えられるように粘り強く誠実に努力を続けたい」とおこたえしました。
どの世論調査でも、参院選に向けて野党に共闘してほしいという声が多数になってます。これは、戦争法を強行し、立憲主義を踏みにじった政治を許さない、暴走を止めない政府は主権者の手で交代させるという決意と行動が一層発展していることの表れです。
この流れのなかで行われる参院選の1人区で、野党が共同してほしいと多くの国民が願っています。政党間の真剣な協議としっかりした合意のために全力を尽くす決意を表明しました。