“参院で必ず廃案”決意 若者憲法集会実行委員会が国会要請 
集会で情勢報告

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 主催者を代表してあいさつした日本民主青年同盟の田中悠委員長は、全国の青年から反対署名と安倍首相への手紙が寄せられているとのべ、そのうち1通を紹介。「今日、戦争する夢を見ました」と始まる手紙です。夢の中で母親が撃たれ、自分も敵国の人と撃ち合いをしたとつづり、「こんな思いを誰にもさせないでください」と結んでいます。

 田中氏は「これを現実にさせないように国会議員は頑張るべきです。憲法9条をもつ日本で、若者を戦場に送り、人を殺させてはいけない。この思いを届けて参院議員にプレッシャーをかけよう」と訴えました。

 私からは国会情勢を報告。同実行委員会がデモをおこなって以来、若い人が数万人規模で国会にかけつけて声を上げる運動に広がっていったと強調。「みなさんのたたかいが国会のまわりを熱くし、全国で若い人の運動を広げる力になっています。なぜ反対するのかみなさんの言葉で参院議員に訴えてください。参院で必ず廃案に追い込むために、ともにがんばりましょう」と訴えました。

 参加した若者が決意を表明。「安全保障法案に反対する働く若者の会」の代表は「若者の声を結集して反対の世論を喚起したい」と発言。ピースナイトナイン実行委員会の代表は「数の力で押し通そうとするのは許せない」と語りました。

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日本共産党参議院議員。香川県善通寺市出身。県立善通寺第一高校、鳥取大学農学部農業工学科卒業。市民生協職員、民主青年同盟北河内地区委員長・大阪府副委員長。95年大阪府選挙区から参議院議員初当選。13年参議院議員選挙で比例区に立候補3期目当選。14年1月より党書記局長。2016年4月より党副委員長に就任。2019年7月参議院議員4期目に。参議院環境委員会に所属。日本共産党副委員長・筆頭(2020年1月から)、党参議院議員団長。