国民の声は撤回・廃案 “強行採決は言語道断” 
国会内で記者会見

photo 13日、国会内で記者会見し、政府・与党が今週中にも戦争法案の採決強行を狙っていることについて、「言語道断です。憲法違反の法案はいくら審議しても憲法違反で、『違憲』が『合憲』にかわることはありません。国民の5~6割が『反対』、8割が『説明不足』だといっています。そのもとでの(採決)強行は、憲法9条だけでなく国民主権を踏みにじる暴挙で、断じて許されません」と厳しく指摘しました。

 安倍内閣の支持率と不支持率が逆転した直近の複数の世論調査を示し、「ここには戦争法案の内容とともに、民主主義をじゅうりんするやり方への国民の強い怒りが示されています。国民の声に真摯(しんし)に耳を傾けて、法案の採決強行を中止し、撤回、廃案を強く求めたい」と述べました。

 仮に採決を強行した場合について問われ、「(国民の)深刻な怒りを呼び起こします。国民主権を踏みにじる暴挙は、国民からとんでもないしっぺ返しを食らうことになるのは間違いありません。断じて採決をするべきではありません」と強調しました。

戦争法案、国民の声は撤回・廃案

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日本共産党参議院議員。香川県善通寺市出身。県立善通寺第一高校、鳥取大学農学部農業工学科卒業。市民生協職員、民主青年同盟北河内地区委員長・大阪府副委員長。95年大阪府選挙区から参議院議員初当選。13年参議院議員選挙で比例区に立候補3期目当選。14年1月より党書記局長。2016年4月より党副委員長に就任。2019年7月参議院議員4期目に。参議院環境委員会に所属。日本共産党副委員長・筆頭(2020年1月から)、党参議院議員団長。