日本共産党の吉良よし子青年・学生委員会責任者、山下芳生副委員長・党建設委員会責任者、若林義春党建設委員会責任者代理らは25日、東京都内にある日本民主青年同盟(民青)中央委員会を訪れ、力をあわせて青年のなかに強く大きな民青をつくっていくことなどについて懇談しました。
吉良氏は、全国都道府県青年・学生部長会議を3月に開き、いまの学生の政治的な特徴を明らかにしながら、政治を変えられるという希望を青年に訴え、大学ごとに民青をつくっていこうと意思統一したことを報告。「この間の取り組みでつかんでいるみなさんの経験や、困っていることも聞かせてください」とのべました。
山下氏は「改定綱領を語り広げたい。その魅力をいかに青年に広げていけるか、ぜひみなさんの意見を聞かせていただきたい」とのべました。
民青からは、小山農(みのる)委員長をはじめ役員が応対しました。
小山氏は、この間かつてない拡大の到達を築いている、新入生歓迎運動での経験を紹介しました。多くの青年が安倍政権に不安を感じ、気候変動や貧困など、社会のあり方を考える流れが強まっているとのべ、「科学的社会主義と日本共産党綱領が、展望として響いています。一方で、政治は変えられないと感じている青年も多い。共産党とも協力して、政治は変えられるし、一緒に変えていこうと訴えていきたい」。
地域・職場で民青をつくっていくことや、高校生分野への取り組み強化などについても意見交換しました。
山下氏は、「今後も懇談を継続して、リアルにつかみながらお互いの共通認識を広げ、党として民青に援助できることを考えていきたい」と語りました。