全国都道府県青年・学生部長会議が13日、党本部で開かれました。会議の目的は、2月の学生新歓、民青同盟拡大での大きな変化を確信に、学生分野のとりくみの方向と目標を明らかにし、学生新歓をはじめ当面の方針の意思統一と交流をおこなうことです。吉良よし子青年・学生委員会責任者が報告しました。山下芳生副委員長・党建設委員会責任者が開会のあいさつをおこない、志位和夫委員長が発言。小池晃書記局長が参加しました。参加者は活発に討論しました。
山下党建設委員会責任者のあいさつ
開会あいさつした山下氏は、第28回党大会第二決議にある「青年・学生と労働者、30代~50代など日本社会の現在とこれからを担う世代のなかで、党勢を倍加する」「民青同盟の建設を、党と民青の共同の事業としてやりとげる」提起について、若い世代のなかでの党づくりが党建設全体を左右する死活的課題となっているという認識に立ってのものだとのべました。「全国の青年学生部長のみなさん。党と日本社会の未来がかかった事業、大志とロマンあふれる事業である若い世代のなかでの党づくりをなんとしても成功させましょう」と呼びかけました。
山下氏は、学生分野での党支部と民青班の現状を「リアルかつ率直に全国に知らせ、現状に見合った目標を提起することが欠けていた」と中央の弱点を率直に語り、前進の可能性と条件をつかみ、「党建設の現状をリアルに共通の認識にする」ことが不可欠だと強調。会議が「新機軸を打ち出すものになる」とのべました。
最後に党大会後、青年・学生委員会を党建設委員会のなかの機構として位置づけ、「この分野での前進をかちとる体制をつくった」とのべ、ともに奮闘することを呼びかけました