憲法破壊の暴挙批判 
9月27日まで95日間、国会会期延長

与野党書記局長・幹事長会談(2015年6月22日夕)
与野党書記局長・幹事長会談(2015年6月22日夕)

 22日の衆院本会議に先立って開かれた与野党書記局長・幹事長会談で、自民党の谷垣禎一幹事長が「平和安全法案については『丁寧に議論して』という声もあがっており、9月27日まで会期延長したい」と、国会会期の大幅延長の与党方針を提示しました。

 私は「定められた会期の中で成立しなかった法案は廃案にするというのが、多数の横暴を抑える会期制のルールだ」と指摘。「ましてや日本国憲法に違反し、日本の立憲主義を破壊する戦争法案の強行など断じて認められない」と批判しました。

 また、「谷垣氏は『丁寧に議論』というが、審議すればするほど国民の中では反対が広がっている。それは、法案が『日本を戦争する国にしてはならない』という国民の願いをふみにじっているからに他ならない。戦争法案強行のための会期延長は二重三重に憲法と議会制民主主義を破壊する暴挙であり、断固反対する」と強調しました。

衆院大島議長に国会延長を中止するよう申し入れる野党5党の書記局長・幹事長。
衆院大島議長に国会延長を中止するよう申し入れる野党5党の書記局長・幹事長。

 会談後、民主党・枝野幹事長、維新の党・柿沢幹事長、生活の党・松沢幹事長、社民党・又市幹事長らとともに野党5党の書記局長・幹事長がそろって大島理森衆院議長に、国会会期の延長を中止するよう申し入れをしました

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日本共産党参議院議員。香川県善通寺市出身。県立善通寺第一高校、鳥取大学農学部農業工学科卒業。市民生協職員、民主青年同盟北河内地区委員長・大阪府副委員長。95年大阪府選挙区から参議院議員初当選。13年参議院議員選挙で比例区に立候補3期目当選。14年1月より党書記局長。2016年4月より党副委員長に就任。2019年7月参議院議員4期目に。参議院環境委員会に所属。日本共産党副委員長・筆頭(2020年1月から)、党参議院議員団長。