日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員は、近畿いっせい宣伝日の11日、大阪市北区のヨドバシカメラ前で、こくた恵二(京都1区重複)、宮本たけし(大阪5区重複)、清水ただし(大阪4区重複)、こむら潤(兵庫8区重複)の衆院近畿ブロック比例4予定候補とともに街頭演説に立ちました。
「日本共産党の躍進で『安倍政治』を終わらせ、補完勢力の維新政治を変え、新しい希望ある日本をつくろう」と訴え、近畿比例で180万票を獲得し、近畿比例4議席絶対回復と小選挙区での勝利を、と力を込めました。
山下氏は、10年前に聞いた「好きな人ができても『付き合ってください』と言えない。僕と付き合っても幸せになれないから」との派遣で働く青年の声を紹介し、「過度な自己責任を押し付ける新自由主義を終わらせ、正社員が当たり前の新しい社会をいっしょにつくろう」と強調。「新自由主義の大阪版が維新政治だ」と述べ、「それをもっと露骨に進めるのが『大阪都』構想だ」と指摘し「力を合わせてストップをかけよう」と呼びかけました。
こくた氏は「市民と野党の共闘で政治を変える、新自由主義を根本から転換する共産党が伸びてこそ政治は変わります」と力説。宮本氏は「コロナ感染から子どもたちを守る少人数学級を実現させるためにも、野党共闘を前進させ、政治を変えよう」と強調。清水氏は「市民と野党の共闘をさらに発展させ、新しい政治を実現して、消費税を5%に引き下げましょう」と訴えました。こむら氏は「ジェンダー平等、子育て・教育、文化・芸術を守る社会、憲法をいかす当たり前の政治をつくりましょう」と述べました。