比例躍進・連合政権実現を東海で2議席以上を 
静岡で山下・もとむら・しまづ氏

 日本共産党の山下芳生副委員長は、衆院比例東海ブロックの予定候補者らとともに、静岡県浜松市と静岡市で街頭演説しました。

 「来たるべき総選挙で菅義偉政権を代えて野党連合政権を実現させよう。共産党の議席を、比例東海ブロックで2議席の実現、3議席以上を取る勢いに押し上げてこそ政権奪取の歴史的選挙にできる」と訴え。雨の中、膨れ上がった聴衆が大きな拍手を送りました。比例予定候補の、もとむら伸子衆院議員、しまづ幸広前衆院議員(静岡1区重複)、長内史子党愛知県委員会青年学生部副部長が決意を訴えました。

 山下氏は、コロナ禍で国民が苦しむ中、「自助」を強調する菅首相を批判。キャンパスに入れず高学費に苦しむ学生へ民青同盟が実施した食料支援は全国に広がり「バイトがなくなり2、3日は食事抜き」などの切実な声が寄せられているとして、政治の仕事は学費値下げや大学の感染防止など学ぶ権利を保障することだと強調しました。

 自助を押し付ける新自由主義の転換を求める野党共闘の前進や、命と暮らしを大切にする社会をつくる「七つの提案」を紹介。予定候補者を先頭に地域や職場での共産党の活動をバージョンアップさせて「草の根から政権奪取の選挙にしていこう」と呼びかけました。

 もとむら氏は「市民と野党の共闘で核兵器禁止条約を批准できる政府へと変えていこう」、しまづ氏は「原発ゼロの日本をつくるために働かせてください」、長内氏は「政治の目線を大企業、米国から国民の暮らしに転換させよう」と訴え。鈴木ちか静岡2区予定候補、ひらが高成同8区予定候補が決意表明しました。

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日本共産党参議院議員。香川県善通寺市出身。県立善通寺第一高校、鳥取大学農学部農業工学科卒業。市民生協職員、民主青年同盟北河内地区委員長・大阪府副委員長。95年大阪府選挙区から参議院議員初当選。13年参議院議員選挙で比例区に立候補3期目当選。14年1月より党書記局長。2016年4月より党副委員長に就任。2019年7月参議院議員4期目に。参議院環境委員会に所属。日本共産党副委員長・筆頭(2020年1月から)、党参議院議員団長。