「次の総選挙で野党連合政権を実現し、政治を変えよう」と10日、日本共産党は各地で衆院比例候補を先頭に街頭演説を行い、野党共闘の前進と共産党の躍進を訴えました。
鳥取県入りした日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員は、鳥取市と米子市で街頭演説し「次の総選挙で菅政権を代えて野党連合政権を実現し、国民の願いに応える、まっとうな政治をつくろう」と述べ、野党共闘の前進と衆院比例中国ブロックでの大平よしのぶ前衆院議員の議席奪還を呼びかけました。
鳥取駅前では元倉吉市長の長谷川稔氏が応援演説。定数11の比例中国に共産党の議席がないために女性蔑視発言を繰り返す自民党議員が送り出されているとし「ぜひ共産党の1議席を」と訴えました。
山下氏は「今、政治に必要なのはアベ政治の継承でなく、転換だ」と述べ「次の総選挙で菅政権を終わらせ新たな政権をつくることは野党の当然の責任だ」と強調。その上で「次の総選挙に向かって『共産党は伸びそうだ』という機運を草の根からつくることが、政権奪取の選挙とする大きな力になる。国会議員や候補者はもちろん、地域、職場、学園の党支部、後援会が、政権を実現し、支える党にふさわしく活動をバージョンアップしよう」と力説しました。
大平氏は「議席を失って3年間、私ほど中国5県を駆け巡ってきた議員、候補者はいない。寄せられた声、切実な訴えを必ず議席を奪還して届ける」と決意を述べました。
鳥取駅前では衆院鳥取1区の岡田まさかず候補も訴えました。