「参院で廃案必ず」 
国会包囲2万5000人 

photo 違憲立法・戦争法案の参院本会議での審議入りを控える26日、日中のうだるような暑さにもかかわらず、衆参の国会議員会館前から国会図書館前、国会正門前まで、人、人、人です。議事堂を囲むように2万5千人(主催者発表)を超える人が、「戦争法案、絶対反対」「安倍政権は、今すぐ退陣」のコールを延々と2時間半も続けました。

 国会正門前に設けられたスピーチ舞台では、私をはじめ民主、社民の参院議員があいさつし、「参院の論戦と院外のたたかいで廃案にする」、「野党がんばれ」と、エールを交換しました。

photo 私からは、「こんなに多くの人が声をあげている。ここに憲法の大原則、国民主権が生きて示されている。主権者の力で戦争法案を廃案にしよう。民主主義を守り、安倍政権打倒のたたかいに、ともにがんばりましょう」。参加者は拍手、歓声で応えました。

 精神科医の香山リカさん、法政大学の山口二郎教授、日本弁護士連合会の福山洋子さんらも連帯あいさつをしました。

 主催は「総がかり行動実行委員会」です。青森市からかけつけた男性(41)は、地元で戦争法案反対の宣伝に取り組んでいます。「自分にできることをやり抜いて、法案を廃案にしたい」と語りました。

山下芳生書記局長のスピーチ

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日本共産党参議院議員。香川県善通寺市出身。県立善通寺第一高校、鳥取大学農学部農業工学科卒業。市民生協職員、民主青年同盟北河内地区委員長・大阪府副委員長。95年大阪府選挙区から参議院議員初当選。13年参議院議員選挙で比例区に立候補3期目当選。14年1月より党書記局長。2016年4月より党副委員長に就任。2019年7月参議院議員4期目に。参議院環境委員会に所属。日本共産党副委員長・筆頭(2020年1月から)、党参議院議員団長。