統幕長の証人喚問不可欠 
内部文書問題について国会内で記者会見

photo 7日、国会内で記者会見し、わが党の仁比参院議員が暴露した河野克俊統合幕僚長と米軍中枢幹部の会談記録は、きわめて重大な内容がいくつも含まれています。真相究明は戦争法案の審議にとって不可欠です。河野統幕長の証人喚問をあらためて強く求めていくことなど会見でお話ししました。

 昨年12月訪米した際の会談記録によると、河野氏は戦争法案について「来年夏までには終了する」との見通しを法案の閣議決定(5月)のはるか前に米側に示し、翁長雄志・沖縄県知事誕生直後に、辺野古新基地建設に関して「安倍政権は強力に推進するであろう」などと民意に背く発言を行っています。


 河野氏の一連の発言は、暴走といわざるをえなません。これらは日本の国会では一度も説明していない問題で、一つひとつが(参院安保法制特別)委員会で確認しなければいけない重大な問題です。河野統幕長の証人喚問と徹底した審議が法案審議にとって不可欠だです。

 河野氏の処遇について記者から問われ、私は、(発言が)事実であれば、重大な暴走であり、厳しく責任が問われてくるのは間違いないことと同時に(安倍晋三)首相と(中谷元)防衛相の責任も重大であると述べました。
 

 

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日本共産党参議院議員。香川県善通寺市出身。県立善通寺第一高校、鳥取大学農学部農業工学科卒業。市民生協職員、民主青年同盟北河内地区委員長・大阪府副委員長。95年大阪府選挙区から参議院議員初当選。13年参議院議員選挙で比例区に立候補3期目当選。14年1月より党書記局長。2016年4月より党副委員長に就任。2019年7月参議院議員4期目に。参議院環境委員会に所属。日本共産党副委員長・筆頭(2020年1月から)、党参議院議員団長。